看護部/研修体制
研修体制
新人研修 | 入職時研修 1ヶ月フォロー 2ヶ月フォロー 3ヶ月フォロー 6ヶ月フォロー 12ヶ月フォロー |
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集合教育 | 現任者研修 (レベル別研修) |
レベルI レベルII レベルIII レベルIV 看護補助者 院内外研修 |
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院内教育 | 看護研究 | ||||||
継続教育 | 分散教育 | 看護単位別 学習会 |
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自己学習 | |||||||
院外教育 | 長期研修 | ファーストレベル セカンドレベル サードレベル 認定看護師教育課程 がん看護実践能力向上研修会 |
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各種学会 | |||||||
各種研修会 研究会 |
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他施設体験 研修セミナー |
教育プログラム
★教育計画は
新人教育、現任教育(レベルⅠ~Ⅳ)、看護補助者・アシスタント教育に分けて計画しています。
講師は専門の研修を終了した看護師を中心に院外講師も迎え「今、受けたい興味深い研修」、インシデント・アクシデント報告を元に「今、受けるべき研修」を取り入れています。
また、研修終了後の振り返りアンケートの実施により、今後の看護に活用できる研修を心がけています。
対象者 | 達成レベル | |
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新人 | 新規採用新人 (新人:1年未満) |
基本的看護知識・技術を身につけ患者に安全な看護が提供できるレベル |
レベルI | 一人前:5年未満 | 自立的に日常看護業務を遂行し必要な看護援助が行えるレベル |
レベルII | 中堅:12年未満 | 看護においてモデルとなり後輩の指導・教育ができるレベル |
レベルIII | 達人:12年以上 | チームメンバーの方向づけを行い担当部署でのリーダーシップを発揮できるレベル |
レベルIV | 主任・係長・科長 | コーディネーターの役割が発揮でき、組織人としての自己の役割を認識し責任が果たせるレベル |
1.新人教育
各部署において「新人看護師チェックリスト」を共通のツールとして活用しながら、教育委員を中心に指導を行っています。
入職1・3・6ヵ月後・1年後には、新人同士・看護部長・部署科長・教育担当者を交えて振り返りの時間をもち、成功体験や不安なこと、今後の課題などを確認しています。
また、自分の学習したことや思っていることなど自由な形で記載できる「ノート」を活用し、サポートできる体制を整えています。
新人研修プログラム
時間 | テーマ | 目的 | |
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1日目 | 3 | 入社式 病院・看護部オリエンテーション 看護倫理 目標管理 |
西条市立周桑病院の概要、組織、就業規制などについて理解できる 社会人及び組織人としての自覚を持つことができる 職員として、看護師としての責任・心構えができる 看護部の理念、組織、業務指針について理解できる |
1 | 医療安全 | 組織・職員を守る体制、事故防止策、発生時の対応について理解し、安全を意識して行動がとれる | |
1 | 感染管理 | 感染対策の基本を理解し、感染防止への意識を高めることができる | |
2日目 | 1 | 診療情報システム | 当院の情報管理システムについて理解できる |
1 | 接遇 | 身だしなみについて理解できる コミュニケーションのとり方を理解し、実践できる |
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1 | トランスファー | 安全なトランスファーの方法を理解し、実施できる | |
1 | 業務管理 | 具体的な業務体制を知り、理解できる 報告・連絡・相談を理解し、情報提供の重要性を知ることができる |
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3日目~ 4週間 |
4 | 基礎看護技術 1.清潔援助技術 2.創傷・褥瘡管理技術 3.食事援助技術 4.呼吸・循環を整える技術 |
日常的看護を学び習得できる |
4 | 救急看護 | 急変時に備え、救急看護を習得する | |
1 | 薬剤管理 | 薬剤に対する知識を身につけ、安全な取り扱いができる | |
1 | ふりかえり研修 | 1ヶ月を振り返り(看護技術を含む)、不十分な点を明確にし、習得できる 他者との情報交換・共有ができる |
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2ヵ月目 | 1 | 接遇 | 患者と患者家族に接すること、患者中心のサービスであることの認識ができ、実践できる |
1 | 看護記録(看護過程) | 院内の診療録、看護記録、情報管理について理解し、適切な記録のための基本的能力を身につける | |
2 | 医療機器 | 医療機器の基礎的知識の習得ができる 看護行為の危険性を認識できる |
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3ヶ月目 | 4 | 基礎看護技術 1.採血 2.注射 3.与薬の管理 |
日常的看護を学び習得できる |
1 | 輸液管理 | 輸液の方法を学び、確実な輸液管理ができる | |
1 | 看護記録(看護必要度) | 看護必要度について理解し、正しい評価ができる | |
1 | サポート研修 | 3ヶ月を振り返り(接遇・看護技術を含む)、不十分な点を明確にし、習得できる 他者との情報交換・共有ができる |
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6ヶ月目 | 1 | 医療安全 | 医療職としての能力(知識・技術・態度)を身につけ、安全な医療が提供できる |
1 | 災害・防災管理 | 防災や災害時の対応ができる | |
1 | 物品管理 | 物品管理について理解できる | |
1 | フィードバック研修 | 体験や経験を他者と共有し、マニュアルを基に安全な看護行為ができる 優先順位の理解ができ、業務に対応できる |
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1年 | 2 | ふりかえり フォローアップ研修 |
1年間を振り返り、次年度における自己課題を明確にする |
2.現任教育
現任看護師研修プログラム
対象 | 研修 | 目的(ねらい) |
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看護職員 | 全体会 | 昨年度の各委員会目標の経過報告と課題の発表 本年度の看護目標、各委員会目標、計画の発表 |
看護職員 | 輸液に関する研修 | 輸液の実際を理解し、安全な看護技術の実践ができる |
看護職員 | 医療機器研修 | 医療機器の取り扱いが理解でき、安全に管理・指導ができる |
看護職員 | 医師講義 | |
看護職員 | 医療ガス研修 | 医療ガスの適切な取り扱いができる |
看護職員 | 伝達講習 | 年度末 研修で得た内容・知識を皆で共有する |
レベルI | 救急看護研修 救急・急変時の対応 救急・急変時の必要物品 挿管・モニターの介助 |
急変時に必要な処置の根拠を理解し、実践できる ・救命医療で使用される機器の取り扱いができ 使用上の注意点を理解し使用できる |
レベルI | 褥瘡研修 | 褥瘡に対する理解を深め、予防策などを学び、実践できる |
レベルI | 振り返り研修(グループワーク) | 今までの看護を振り返り、今後の看護に課題をもつことができる |
レベルII | 薬剤研修 | 薬剤について理解し、適切な取り扱いができる |
レベルII | 医療機器研修 | 医療機器の取り扱いが理解でき、安全に管理・指導ができる |
レベルIII | 薬剤研修 | 薬剤の用法を理解し、管理・指導ができる |
レベルIV | 救急看護研修 災害研修 |
災害時に自施設でのリーダーシップがとれる |
レベルIV | 継続看護研修 | 退院後の生活を理解し、必要に応じて継続看護ができるように援助・指導ができる |
病棟看護師 | 重症度、医療・看護必要度研修 看護記録研修 |
・看護必要度を理解し、評価できる ・患者の状態を把握するための記録の条件を知ることができ、統一した記録ができる |
外来看護師 | コスト管理研修 | 診察終了後のコスト管理について、医事課での流れを理解する |
救急対応者 | トリアージ研修 | 救急外来でのトリアージができる |
全職員 | 災害研修(1) | 災害発生時、院内のトリアージポスト・トリアージエリア・設備などの把握ができ、スムーズな動きができる |
全職員 レベルII | 災害研修(2) 救急看護研修 外傷看護について |
急変、外傷患者の看護に必要な基礎知識が理解できる |
全職員 レベルIII | 災害研修(3) 救急看護研修 |
災害時に必要な知識をもち、対応できる |
全職員 | 医療安全研修 | 安全な医療の提供の重要性を認識し、積極的に安全を推進することができる |
全職員 | 感染研修 | 看護業務に直結した基礎知識を習得し、組織の一員として自覚を持ち行動することができる |
全職員 | メンタルケアサポート | こころケアについて理解を深める |
3.看護補助者・アシスタント教育
看護補助者・アシスタント研修プログラム
科目 | 目的 |
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医療安全研修 | 看護チームの一員として、安全な看護サービスの提供に必要な知識・技術・態度を培い実践をすることができる |
接遇研修 | 身だしなみ・言葉使いを学び、実践できる |
感染研修 | 必要な技術や知識を身につけ、患者に安全なサービスを提供することができる |
知識・技術研修 | 日常のケアの目的、手技を学び実践できる |
個人情報の保護に関する研修 | 個人情報に関する知識を身につけ、一人ひとりが自覚を持って個人情報を扱えるようになる |